こんにちは。広島で特注木製建具や造作家具を手掛けている「有限会社ビーライフバンクラ」です。
6月に入り、広島も本格的な梅雨の季節を迎えました。ジメジメとした日が続くと、お家の「木」の部分に変化を感じることはありませんか? 実はこの時期、私たち建具屋へのご相談で多くなるのが「ドアの開閉が少し重くなった」「引き出しが引っかかる気がする」といったお悩みです。
今回は、木製品が湿気によってどのように変化するのか、そして私たちが製造時に行っている工夫についてご紹介します。
木は生きている!「広島 木製建具」が湿気で変わる理由
木材は、周囲の湿度に合わせて水分を吸ったり吐いたりする「調湿作用」を持っています。そのため、梅雨時期のように湿気が多いと、木が水分を吸収してわずかに膨張することがあります。
特に毎日何度も開閉する場所は、ほんの数ミリの膨張が「建て付けの悪さ」として現れやすいのです。
「じゃあ、木製の建具は扱いが難しいの?」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。地元の気候を知り尽くした職人は、この「木の伸縮」をはじめから計算に入れて製作しています。
ビーライフバンクラの「ミリ単位の計算」
私たちは、特注木製建具を製作する際、その時の季節や木材の状態を見極め、将来的な伸縮を見越した絶妙なクリアランス(隙間)を設定しています。
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夏の膨張期を見据えた削り合わせ
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冬の乾燥期でも隙間風が入りすぎない設計
この繊細な調整こそが、大量生産の既製品には真似できない「広島の木製建具」のプロの技術です。現場での一発収まりはもちろん、お引き渡し後に施主様が長く快適に使える建具をお届けします。
暮らしに馴染む「広島 木製家具」を長く愛していただくために
一般のユーザー様がお持ちの木製家具(チェストの引き出しなど)が梅雨時に重くなった場合は、無理に引っ張らず、晴れた日に部屋の換気を行って様子を見てみてください。エアコンの除湿機能を使うのも効果的です。
もし「どうしても閉まらなくなった」「お気に入りの家具を修理して使い続けたい」という場合は、ぜひお気軽にご相談ください。地元の建具屋だからこそ、迅速にメンテナンスにお伺いします。
湿気とうまく付き合いながら、木の温もりがある暮らしを一緒に楽しみましょう。
