ご依頼頂き、
グランド整備用のトンボを製作しました。
追記!!(2020.11.9)
なんとなんと!!
2020年11月8日に行われた
全国大会の予選の県大会の決勝戦に進出され、
全国大会への切符を手にされたそうです(^^♪
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強度・耐久性 +使いやすさを追求
グランド整備で使用するということは、 地面に強く押し当てたり、 擦ったり、 時には雨に濡れ、 夏の炎天下にもさらされるので、 かなりの“強度”と“耐久性”が必要となります。
①”材種”の選定
対候性と耐久性のある材料として、
この度は、ヒバを採用しました。
ヒバの特長についてはこちらのblogをご覧ください。
油分が多く、耐水性に優れた材料で、
重量も重たすぎず、手触りが滑らかな材料です。
耐水性に優れていることから、
山口県にある錦帯橋にも、ヒバが使われています!
②形状の設計
太い材料を使用すれば強度は増しますが、
使いにくくなってしまいます。
強度と使いやすさのバランス、
使用する人の安全性を考慮し、
各部材の寸法と、
より頑丈になる形状を設計していきました。
製作途中で修正を加えながら、
無事完成しました(^^
持ち手の先端部分には、
子どもでも持ちやすく、
引く時に引っ掛かりになるよう、
加工を施しています。
モノ作りを通して伝えたいこと
このようなトンボなどは、 普段当たり前にグランドに置いてあり、 何気なく使っているものです。 私も幼少から野球をしており、 恥ずかしながら、何も考えることなく使っておりました。 ですが、普段当たり前に使っている物は、 誰かが、使う人の為に知恵を出し、 工夫をこらして作り上げたものだったりします。 本物のモノ作りをすることで、 「あ、こんなに丁寧に作ってあるんだ」 「こんな気遣いがしてあるんだ」 と、少しだけ作り手のことを想像していただけることを 願っております。 モノ作りを通じて、 身の回りの人や物に、 感謝する気持ちを持つ。 そんな時間を少しでも作れると信じています(^^ (決して、弊社のモノ作りに感謝して!と言っているわけではありません笑) 弊社の仕事は、 “物を作る”ではありません。 ”モノ作りを通じて、人の生活を豊かにする”ことです。 これから大きく成長していく子どもたちに、 モノ作りを通じて 少しでも気付きを与えられるよう、 精一杯の技術を使って製作しました。 いよいよ、明日納品です。 永く使っていただけることを願って(^^♪
このトンボの製作実績もぜひご覧ください! 