敷桟(しきざん)
敷桟とは、 框(かまち)が敷居との摩擦で すり減って狂わないように するための物です。 ↓この部分のお話しです↓
長い年月と共に、
建具の下端も敷居も、
すり減ってしまい、動きも悪くなってきますよね。
それを軽減してくれる伝統技法。
それが敷桟です!!
木口から見ても見えず、
正面から見ても敷居の溝の中に
入っている部分なので、
見えません!
※画像クリックで拡大できます
少し分かりにくいですが、こんな感じ↓
この加工をきれいにするのは、
熟練の技術を要します。
こちらのお宅は、
築25年を超えていますが、
建具も敷居もかなり綺麗な状態です。
敷桟には桜などの硬い木が使われます。
